焼肉屋シチュ

2024年07月12日 05:51
カテゴリ: 創作

ビャッコパシティ組

【パシン】
ほとんど箸よりトングを握っている時間のほうが長い。
最初は肉を食べるけど、マデンスやアグリンブスの分ばかり焼いているうちに自分の食べる分が無くなってるため、最後はこっそりご飯にタレをかけて食べている。
鶏肉や珍しい動物の肉が好き。

【マデンス】
パシンが勝手に焼いて取り分けてくれるので、基本的に食べるだけ。
気が効く時は、パシンのぶんの肉をしれっとストックしている。
一人で焼肉屋に行ったりはしないので、好きな肉とかはない。

【にくる】
焼肉大好き。
厚みのある肉が好きだけど、安いカルビを重ねて食べても幸せそうな顔をする。
おいしく食べて上機嫌になったところでなんの肉を食べていたのかをネタバラシするシチュが似合いすぎる。

【パストト】
焼いてくれる人がいる場合は自分から積極的にトングを取らない。
会話には加わらず、網の中の自分に近い位置だけで、決まった肉を一種類だけ、同じものを焼き、ご飯無しの肉だけを食べ続ける。

【ブロビ】
一番焼肉屋に連れて行ったら危ない人。
肉の並べ方が乱雑で、他の肉と重なっても気にしないし、トングを使わず箸でそのまま肉を焼いて食べる。
焼けた七輪に手を突っ込もうとするかもしれない。
肉よりもデザートを多く食べているかも。

【シオキス】
網に肉を均等に並べて焼く。
暑い地域いる動物の肉は食べ慣れていそうだけど、他の肉とは好き嫌いがハッキリしていそう。
タレより塩やスパイス派。

【キメラビ】
咀嚼中以外はずっと喋りながら肉を焼いたり配ったりしている。
よく食べ、よく飲み、よく笑い、ずっとうるさい。

【トロビヤス】
パシン以上に焼いて食べないが、そもそも少食。
でも「あーん」させて食べさせようとすると食べる。
人のために肉を焼いたり水を持ってきたりしている時の方がいきいきしている。
豚ホルモンのシロが好き。

【ラムジュトス】
フターシィたちと来れば上司として仕切るが、トロビヤスと来ると、兄の隣でひたすら食べさせてもらっている。
火の扱いがちょっと危なく、肉が燃えていてもそのまま次の肉を突っ込む。
トントロが好き。

【フターシィ】
なんでも食べる。
薄い肉でもたくさん焼いて原価の安い米や芋と食べさせれば「たくさん食べられた」と思って満足する。

【マメナリ】
割り勘や誰かの奢りなら躊躇なく高い肉を注文し、せっかくの良い肉を無駄にしないように「美味い焼き方」にこだわる。
サイドメニューの冷奴にタレを塗った焼き豆腐を作ると結構おいしく、同席している仲間に配って鼻を高くする。
最後に誰かが「誰が奢るかジャンケンしよう」と言うと顔を真っ青にする。

【ハラパディン】
ブロビやキメラビ、マメナリなどのうるさい人よりも、パシンやマデンス、パストトなどの大人しい組の席で静かに食べている。
にくるやシオキスが同じグループにいれば向かい側の席に座り、相手の顔をおかずにモツを食べる。


フィリア・クルス組

【パシココ】
めちゃくちゃ食べる量が多い。
部下の分も含め支払いは全て自分がやるので、タダ食いしたい部下たちに散々おだてられるほど、自分は部下から慕われていると思い込む。

【マイヤー】
よほど機嫌が悪い時でなければ、クラブK班の席にいる。
とてもマイペースで、注文タブレットや呼び出しボタンがあっても店員を声で呼び、肉を生のまま食べる。
武力セクションのクルービーは他セクションの中でも一番うるさい。
部下が近所迷惑になるほど騒いでも、コップやジョッキを割っても、マイヤーは我関せずと気にしないが、自分に溢れた水がかかったりすると、店の中で部下が死ぬ。
食べ終わったらそのまま店を出るため、会計はクロッコが立て替えを押し付けられている。
武力セクションは行くたびに出禁になるため、実質店は使い捨て。

【マキナ】
慰労会などの幹事に仕事として呼ばれない限りは行かない。
歯磨き(口内パーツのメンテナンス)が面倒くさいので、基本的には何も食べず、勝手に店のコンセントから電気を拝借している。
ただし店は自分で選ぶ。
金粉が舞ったり、照明がカラフルな店をよく選ぶ。
部下が映える写真をSNSに投稿し、他セクションのクルービーが嫉妬したり自分を惨めに思う様子の方がおいしい。

【ペイズリー】
魔術セクションは焼肉屋よりもバーベキュー派。
扱う肉が大きいので、店の中では狭いのだ。
各々がそれぞれのコンロで思い思いの肉を焼き、ソースやスパイスの味の傾向はかなり濃いめ。
肉の他にも怪しい薬草やキノコも焼くので、周辺はかなり怪しいにおいで充満する。
同行したクララが普通に食材として焼かれている。
食べる前に全員でパシココの像の前で儀式をする。

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